2009年11月16日
FrameTradeシリーズの成績
すみません
…成績を書こうとして、あまり適切な成績データがない事に気づきました。。
…というか、よくよく考えてみると
そもそも正確なフォワードテストの成績を出すとなると
1回の計算にあと19年くらい掛かってしまうので(!)
どうしても、いくらか端折ったデータを使って説明する事になってしまいますが
とりあえず以下いくつかサンプルを出して説明を加えつつ
今後、また計算が進んだ分参考になる情報があれば追って掲載していきたいと思います。
以下はっきり言って、あんまり見栄えに違いはなさそうなEURUSDのシステム3種です。
でも、実際のトレードは見栄え以上に結構異なってたりします。
画像はクリックで拡大できます
年度リンクをクリックすると年度別に表示されます
■ EURUSD
○ Type BP
○ Type MD
○ Free TypeA
○ 現在のブログのTypeB(比較参考用)
※ TotalNetとかもうあまり意味を為してないので、適当にスルーしてください。。
成績はすこぶる良いように見えますが
これはフォワードテストじゃなくて、2009年11月現在の「バックテスト」みたいなものです。
良くて当たり前です。
肝心のフォワードテストは、一つ2009年1月時点からのサンプルデータがあるので
それを基に書くと、概ねPF 3~5といった辺りです。
もちろん、これはあくまで参考程度ですが、仮に今日が2009年1月だったとしたら
実際に大体そのくらいのフォワード成績になっていたと思います。
ちなみに、上でバックテスト"みたいなもの"と書いたのは、FrameTradeにとっての本当のバックテストは、
これまた計算しようとすると、1つ見るのに最低でも計算にあと3年はかかるという途方もない事になるので
上記のは、少し精度を落としつつ断片的に抽出したデータになります。
ただ、大体よくいう意味でのバックテストは大体↑の感じだと思って頂いて構いません。
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それにしても、既存のシストレと仕組みが違うせいで
『これはバックテストなんだけど真のバックテストではないのだ!』とか突然言われても
あまりピンと来ないとは思います。すみません。
ただ、バックテスト・フォワードテストという話で言えば
全体として『FrameTradeはフォワードに強い』というのは言えます。
以下、それを示す「FrameTradeの実力」が若干垣間見えるサンプルを載せておきます。
■ スッカスッカな枠でも、通すだけでこのくらいにはなります
以下のものは、ちょうどおとといブログ書いてる時に、たまたま
『そういえば、EURJPYで予備演算させてたサーバーがあったなぁ』
『あの計算を引き継いで、ちょっと形にしてフォワード結果見てみよう』
と思って、記事書きながら計算させてたものです。
おとといから二日しか計算してないので、まだ全然演算不足でFrameとしての枠はスッカスカな上
元の予備演算の精度もボロボロなんですが
それでも、フォワードでこのくらいは勝てていました。
UMでもURでもUBでも、どれをどんな設定にしても勝ててます。
ちなみにフォワード期間は全て2009年2月~今日までです。
…2月という区切りの悪い月なのは、予備演算がすでにそこまでしてあったからです。。
※ 通貨はEURJPY
※ 画像はクリックしても拡大されません…
○ UB
PF = 3.42
勝率 = 70.9%
○ UM
PF = 3.86
勝率 = 73.2%
○ UR
PF = 6.51
勝率 = 76.5%
各Frameのそれぞれの特徴を大まかに言うと
UMがパフォーマンス重視、URがリスクコントロール重視、UBがその中間的な感じなんですが
リスクコントロールのことしか考えてないURが一番PF良いですね。
…こういう事もあります。
ちなみに、勘の良い方は思ったかも知れませんが、またしても
『これはフォワードテストなんだけど真のフォワードテストではないのだ!』
というのはあります。ありますが
一応、既存の意味でのフォワードテスト結果は↑な感じと思って頂いてよいです。
仮に今日が2009年2月1日だったとしても、FrameTradeは上のようなトレードをして、上記の結果に至ります。
ただ、このサンプルは本当に、EURJPYの存在をおととい思い出して、ちょっと計算してみただけのもので
むしろ精度が悪くて、『期待していたほど良くないなぁ…』と思われないかが何より心配だったりもします。
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そんな訳で、どうにも既存のシストレの感覚で想像しにくい説明になってますが
FrameTradeの特性が、多少は見えてきたかと思います。
でもサンプルが少なくて申し訳ないです。目いっぱいサーバーぶん回しますのでもうしばらくお待ち下さい。
あと、説明がわかりにくくて申し訳ないです。
これは別に、難しそうな表現をして、煙に巻いて凄そうな雰囲気を出そうとしてる訳ではないんですが
でも、なんか結果的にそんな感じになっちゃってすみません。
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しかしまぁ、TypeBやTypeCを『頭の中のまだ10分の1』と書いてきたので
そこからの想像で『10分の8のシステムの成績はいかほどか!?』と期待された方には
あまり、ここに掲載した内容は興奮できるものではないかも知れません。
以前の経験もあり、最近はほとんどバックテストは重視してないので
あまり、データとしての見た目の派手さはそうないかも知れないですが
ただ、件の10分の8まで到達した深みは、そういう表面的なデータに表れないところに滲み出ている…と作者は感じています。
※ といっても、フォワードで必ず勝てる事を保証するものではありません。念のため。
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ちなみに、ホントは最初のEURUSDの方の3つ、コレもまた試作もいいとこなので
今後計算後に辿りつく最終的なFrameはひょっとするとこれより結構違うものになるかも知れません。
その辺りはまた追って計算結果を載せられればなと思います。
中々計算が進みませんが、あと10日くらい回せば何かUpできるかなと思います。
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…という事で予定より遅れてますが次回、AutoTraderの公開をしたいと思います。
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posted at 2009年11月16日 12:29