2009年12月13日

システムトレードにとって一番辛い時期について

ちょっと金曜に戻してしまったので、フォローを兼ねて。

少し後だし気味になってしまいましたが、改めて書いておきますと
システムトレードにおいて、やっていて一番辛い時期はいつかと言ったら
『一番最初』です。

始めたばかりだと、手元にそれまでの運用実績がないので
いきなり破綻したんじゃないかと不安になったり
まだ大して増やせていないのに
本当に大丈夫なのかと心配になったりと
一番、心理的な感情の上下動の大きい時期なので
シストレ運用するのが辛い時期です。

ただ、そういった感情によって焦ってしまうと中々上手くいかないのは
裁量でもシストレでも同じですので
ある程度落ち着いて、長期的な視点でいきたい所です。

先週のトレードも、おそらく
12/4のSell 1.5050→1.4700の+350 pipsで大きな値幅が取れているのに
そこではポジションサイズが小さく
12/9のBuy 1.4700 では大きくポジションを取ったのに、
週末 1.4620まで下げてしまったりというのは
いろいろと悔しかったりショックだったり、これで大丈夫なのかと思ったりすると思います。

でも仮に、雇用統計前の12/4にもっとポジションを大きく取っていたとしたら
確かにそこでの利益はずっとプラスになりますが
それは今回の結果において
たまたまその方が都合が良かったという結果論なので
そんな危険な張り方を今後5年も続けていたら
どこかで『こんなはずじゃなかった…』という事になりかねません。

そういう意味で、短期的な利益を追うという姿勢は
きちんと1億円を目指すという上では
障害でしかないので、現状は地味ですがこれで良しです。

精神面に左右されず、良いトレードが継続出来ていれば
勝てるところでしっかりと勝て、負ける所でも大損にはなりません。

金曜の戻しで利益は押し戻され、いろいろとショックもあるかと思いますが
それぞれの日のトレードのタイミングと仕掛け方だけで見れば
とても上手なトレードが出来ていますので
これを継続していれば、どこかで必ずじわじわと資産拡大期が始まるので
今はそれ待ちです。

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ちなみに、実はこの話は無料版の人には関係ないのですね。
無料版は今週ずっとSellだったのでしっかりプラスです。

ただ、今TypeBPより成績が良いからと言ってFree-TypeAを使用するのは
有料版の人にはオススメしません。
これは、TypeCのフォワード開始1ヶ月と同じようなもので
TypeCも、最初はPF 0.5くらいで推移しており
開始当初だけで見ればTypeBと比べて本当に良いの?って思えるものだと思うんですが
最終的には作者の想定通りTypeBとは比較にならないほど利益を上げて
年間+12000pくらいになりましたので
あまり目先の利益は気にせず
長期的に利益が期待できるTypeBPでトレードする事をオススメいたします。

といっても、Free-TypeAは充分良いものなので
無料版の人もぜひ、Free-TypeAをご利用ください。

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ちなみに実はつい先日、ちょっと面白い数式を思いつきまして
これを使うと

・シストレ開始当初の負けが、わりと気にならなくなる
・300万で運用している人は、資産効率を高めることが可能に
・100万以下で運用している人には、プロジェクトと同じような運用が可能に

という、無料版の人、有料版の人、小額の人、高額の人問わず
ほぼ全員にメリットが生じるかも知れない、なかなか面白い事になります。
しかもこの数式の理論背景というのは、とてもFrameTradeと相性が良い!

という事で、そちらの記事をお楽しみにお待ち下さい。
数式と言っても算数レベルですので、皆さんに楽しんで頂けると思います。

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追伸 : AutoTraderのサイト上で更新情報など載せておりますので、そちらもチェックお願い致します!


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posted at 2009年12月13日 14:39