2010年02月06日

30万~100万の方向けの仮想資金・応用編

2月1日の記事で書きましたが
100万~300万の方は、仮想資金300万で運用し
100万未満の方は、実資金の3倍の仮想資金で運用するのをオススメしております。

ただ、それだけだと
『50万で150万をシミュレートしたとして、プロジェクトで33倍になっても5000万くらいにしかならないのでは?』
とお思いかと思いますので
もうちょっと具体的な運用プランをここに書きまとめておきたいと思います。

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まずは一番オーソドックスな例である
100万円で300万円をシミュレートする例から
仮想資金の特性を再確認してみます。

■ 口座に100万円あるAさんの場合

まず、Aさんが口座に100万円入金して300万をシミュレートしているとします。
実資金の3倍ですね。

で、この設定でプロジェクトが資産2倍を達成すると
プロジェクトは300万→600万に
Aさんの実口座は100万→400万になります。

で、その時Aさんは実資金の何倍をシミュレートしているかと言ったら
400万で600万をシミュレートしているので、実資金の1.5倍です。

…そう、実は最初3倍をシミュレートしていたのに
プロジェクトが順調に進んだ事によって、実資金の1.5倍にまで倍率が落ち着いた訳ですね。

…という事はです。
この段階でもういちど仮想資金を3倍に設定し直す事も可能という事です。

や、リスクがありますので、やる必要がない方にはオススメいたしませんので念のため。
ただ、100万未満という事であれば、これを応用してみます。
以下、これを「仮想資金の乗り換え」と呼ぶことにします。

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■ 口座に50万円あるBさんの場合

まず、Bさんが口座に50万入金して、しょうがないから作者の言う通り3倍シミュレートで我慢してあげようじゃないかと
150万をシミュレートしたとします。

これでプロジェクトが資産2倍を達成すると
プロジェクトは300万→600万、
Bさんの実口座は50万→200万になります。

で、この段階で、Bさんは仮想資金を再設定して乗り換える事ができます。
Bさんはこの段階で実口座 200万です。
実口座200万があればもう、プロジェクトの600万は直接シミュレートできます。
ちょうど、実口座の3倍です。

という訳で、この時点でシミュレートしている仮想資金300万をやめて
仮想資金600万に再設定します。
これで、プロジェクトと同様に1億円を目指せます。

ただ、プロジェクトとの差額が400万なので、
そのままだと最終的には9600万。
その差を埋めるために誤差拡散機能を使えば
400万の差も多少埋められると思いますが
400万の差を埋めようとすると、多少の無理が出てくるので
それはリスクとしてあります。
(まぁその辺りも含めて後はプロジェクト終了までお任せでいいと思います。)

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という訳で、まとめると
仮想資金のシミュレート倍率は
プロジェクトの進行に従って下がってくるので、途中で乗換えが可能という事で
これを応用すれば、資産がもっと低くたって1億円を目指せる事になります。

ただ、それをそこまで推奨してこなかったのは
これにもややリスクがあるのと、今後のプロジェクトの都合上
そう何度も乗り換えはしていられなくなるからです。

ちなみにリスクは何かというと、まず先ほどの誤差拡散機能に無理が出てくるのと
あとは乗り換え直後のリスクですね。
200万で600万をシミュレートし直したとして
ドローダウン20%になったとしたら200万→80万。マイナス120万です。
このように、乗り換え直後の負けダメージは相対的に大きくなります。

まぁドローダウンも固定化されているので、メリットの方が大きいといえばそうかも知れませんが
ただこの乗り換え直後のダメージが相対的に大きくなる現象というのは、複利的にもあんまりよくない状況です。
…これは細かく説明するとかなり難しくなるので省略しますが、ともあれ頻繁な乗り換えにはリスクがあるという事です。

あと、今後のプロジェクトの支障というのは
大まかに言うと、プロジェクトが今後より積極的に動く事によって
だんだん仮想資金の乗換えがしづらくなってくる、というものです。
これは、また別件なので後日書きたいと思います。

ともあれ、乗り換えはできればプロジェクトが資産2倍を達成した時の1回のみにするというのが
乗り換えプランのギリギリラインになってくるので
何とか最低でも実資金50万を用意して頂きたいところなのですが
現在、お聞きしている方の中では実資金30万が精一杯という方もいらっしゃるので
その場合の例を参考例として以下まとめてみたいと思います。

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■ 口座に30万円あるCさんの場合

まず、Cさんが口座に30万入金して、90万をシミュレートしたとします。
そしてプロジェクトが1.66倍、つまり300万→500万になる頃
Cさんの実口座は90万、仮想資金は150万になっています。
まずここで1度仮想資金を乗り換えて、90万の3倍、270万をシミュレートします。

そしてプロジェクトが500万→1000万になる頃
Cさんの実口座は360万、仮想資金540万になります。
実口座360万なら、プロジェクトの1000万を直接シミュレートできますから
このタイミングで、仮想資金1000万に2度目の乗り換えをします。

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…というプランも一応可能といえば可能です。

ただ、やっぱりできれば何とか50万は用意して
乗り換え1回に済ませる事をオススメいたします。
もちろん可能なら100万以上がより安全安心確実です。

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プロジェクトは、乗り換えの都合までは面倒を見ずに
その時の最善と思われるプランで進行します。
現時点の見込みとして、今後実レバレッジの上昇を検討しておりますので
仮想資金の頻繁な乗り換えは、口座レバレッジ上限の点からも難しくなると思います。
(この件はまた後日書きます)

という事で、乗り換えはできれば1回。
そして最初から300万をシミュレートできる方は、直接300万をシミュレートして
乗り換えしない事をオススメいたします。

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以上、仮想資金設定の応用編でした。

100万未満の方の場合、このような仮想資金の乗換えで
プロジェクト資産の直接シミュレートまで順々に近づいていく事はできるので
まぁリスクは諸々あるのですが、100万未満の方の場合の最善プランはこのような感じになると思います。
ご参考まで!


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posted at 2010年02月06日 13:41