2010年02月16日

GBPUSD投入と、その他諸々のご報告

どうも作者です。
EURJPY投入後、ようやくプロジェクトもしっかり上向いてきてホッとしています。
ひとまず利益も月額料の数か月分くらいにはなっている事と思います。
まだまだドローダウンを考えると心許ないですが
12月~1月のTypeBPも含めて、トレードの質・内容は予定通りしっかりしておりますので
このままの推移でも充分1億円自体の達成はできるかなと思っています。
(※もちろん、投資に絶対はありませんのでご注意ください)

以下、遅れましたが近況や進捗などの報告です。
並行して複数のものを進めているので、対応の遅れている部分もあるのですが
先月ようやく販売も終了し、セッティングのサポートなども一段落したので
少しずつ、開発ペースもUpしていけるかなと思います。
以下、いくつか大事なお知らせもありますので、ご一読下さい!

(※以下の文章は作業の合間に4日くらいかけて書いてるので、ちょっと内容が古い場合もあります。ご容赦下さい)

■ GBPUSD追加しました!

正式に追加しました。
どうも現在シグナルそのものが弱いみたいなので
公開直後はおそらくそれほどポジションは建てない&
この前のEURJPYのように公開後すぐ大活躍というよりは
長期的な資産形成に効く動きが続くと予想していますが
ともあれGBPUSDポートフォリオの二つにも、これから自分の役割をきちんとこなして欲しいと思います。

あと、今回から合計レバ15倍になりました。
これは、「勝つと同時に負けること」によるリスク低減効果によるものですが
もう少し書いておきますと、
そもそもシグナルの値は0~1の間なのですが、これはまぁ理論値のようなもので
大体、ここ10年間の相場でのMaxはUR系で0.5、UB系で0.8程度になります。

なおかつその辺り0.5超えの実測値は、今のFree-TypeAのように
それなりに含み益が乗ってリスクをカバーできる状況を受けて一時的に発生する値で
一定以上のシグナルの大きさによるリスクは、その時点でヘッジされながら進みますので
今後は、プロジェクトもよりいよいよ本格的な始動という事もあり
段々とより実戦値に基づいた運用へとシフトしていく予定です。

おそらく、最終的に6通貨ペアになる頃には理論値で合計20~25倍程度で
実測で7~10倍程度になるかなと見込んでます。
前回の仮想資金応用編で、「今後実レバレッジは上昇の予定」と書いていたのはこの件です。
そんな訳で、仮想資金の乗り換えはそう何度も出来なくなってくるので、できれば1回程度にという事だったのでした。

ただ、この辺り変な言い方になりますがFrameTradeは
「ドローダウンという概念そのものと相性が良い」ので
ここからがいよいよ本領発揮かなという所です。
あまり詳しくは書きませんが、
世の中にはPF 0.8のシステムを運用することで資産がもっと増えるという不思議な現象も生じます。
その辺り、勝つだけがトレードじゃないという"トレードの妙"をこれから味わってもらえたらなぁと思います・・・が
そうは言っても、端から見たら地味に負けただけにしか見えないので全く伝わらないとも思います、はい。。

ただ、ここまでの展開でも何となく「この調子じゃあんまり資産なんて増えないんじゃ…?」という印象の展開だったのに
後から振り返ると思ったより資産が大きくなっていて嬉しい、という感じは
すでに少しずつ感じてもらえてると思うので、まぁそんな感じで今後も展開していきたいと思います。

あと、これはまだちょっとお伝えする段階ではない内容ではあるんですが
1億円達成も3~4年ないし2~3年程度で達成できるかなという見込みも高まってきています。
この辺りを判断するには、まだまだ計算能力も足りないので具体的なお話はできませんが、
ひとまず6~7月くらいになれば、もう少しその辺りも書けるかなと思います。

ちなみに、今すでにUSDJPYの計算も始まってますが、その公開は
リスクマネジメントと計算効率の点から
EURUSDのリニューアルとのセット提供になるかも知れません。

その辺りはまたいろいろ試しつつ
臨機応変に柔軟にプロジェクトにとって良い選択をしていこうと思います。

■ VPSの件

大変長らくお待たせしてますが、ようやく積読だった分厚い本も順々に読破していき
何とかネットワークとwindousサーバの知識もそれなりになったので
VPS構築を合間合間に進めておりますが、どこで躓くやら今からびくびくでございます。うーん。頑張ります。

■ Forexite問題の一部解決のご報告

ひとまず、手動ではありますがForexiteが止まった日でも
代理シグナルを出すための環境までは構築できました!
これで、これからはForexiteが数日音信不通になっても何とかなります。
…かなり時間を費やしましたが何とかです。
これで、"大きな相場転換への対処が数日遅れて致命傷"…なんてリスクはもう回避できます。

ただ、まだ手動の手続きが多く、かつ結構な手続きが必要なので
発信まで時間がかかってしまうのが難点で、まだまだ完全ではないです。
あとはその辺りの自動化を…ちょっと今から気が遠くなりますが、何とかしたいと思います。

ちなみに代理シグナルの精度は、小数点として多少の誤差はあるものの
3ヶ月丸ごと代用しても、本質的なトレード判断には全く支障がないレベルに仕上がってます。

■ Forexite問題その2

ただ、ヒストリカルがですね。
FXDDはちょっとヒストリカルにたまに致命的な問題があるので信用ならないのと
Dukascopyは、ヒストリカル自動取得プログラムまで時間かけて作ったんですが
相手サーバーが貧弱すぎる&実は意外とメンテナンス多いので保険に全く向いてないという
本質的な問題が露呈しております。

という訳で、データソース4重化と銘打ったものの、まぁその辺りは本分に立ち戻って
とにかく、"Forexiteがストップした時、きちんと代理シグナルを満足な精度で配信できること"
を重視して進めたいと思います。
それが充分にできるようになったら、他の優先度高い問題をこなしていかないとです。

とりあえずは、精度が高いと噂のAlparに最後の期待を寄せつつ
FXDDを保険に用意しとこうと思います。

■ 資産ベースストップロスの件

VPS、Forexite問題と来たらあとはコレですが
如何せん並行して抱えている案件が多いため、こちらはあまり進んでおりません。
Forexite問題の対処がもう少し進んで一段落したら、その分をこちらの機能開発に割り振ろうと思います。

■ ポジションサイズの計算式について

現在、ポジションサイズは含み損益を考慮せず口座資産で算出しています。
ですが、最終的にはこれを
『各ポートフォリオごとにシグナルの変化が生じた時点の評価資産額を保持しておき
普段は、それぞれが保持している異なる評価資産額を元にポジションサイズを算出する』
という、少し変則的な手法にしたいと思っています。ややこしいです、はい。

これはもうちょっと噛み砕いて書くと、普段は評価資産でポジションサイズを算出するんだけども
その実際の金額は意図的に古い値を用いることもある、という感じです。

これも早めに取り組まないと後々影響が大きくなってくるので
急ぎなんですけど、個別に資産額を保持する処理のチェックがいろいろと…まぁ頑張ります。

現在、業者によって反対売買による決済順番が不揃いという問題があるのですが
それもこれでまとめて解決の予定です。

■ プロジェクトの資産がいくらなのかが分からない問題

これも可能な限り早く対処しなきゃいけない問題なので
早いところ算出機能を作って、ホームページに金額を毎朝Upしたいと思います。

ちなみに、最終的にはこの金額もAutoTraderのシグナルにくっつけて配信して
「モデルケースの資産を直接シミュレートする」というオプションと
「モデルケースの資産との差額を埋める」というオプションを用意する予定です。

これによりモデルケースが1億円に達する時
この機能をONにしている口座ではほぼ1億円になる事が見込めます。

元々、トレードのタイミングが皆さんそれぞれ違うので
タイミングによって有利なレート・不利なレートあると思うんですが
その辺り約定レートの違いによる各々のトレード結果の違いは
皆がモデルケース資産に基づきつつ差を埋めるようにポジションサイズを決定することで
長いプロジェクトの間に誤差として消滅させる事ができます。
これなら、プロジェクトが1億に達したら皆さんの口座もほぼ1億になっている事が期待できるので
プロジェクトはこの設定を推奨しつつ進める予定です。

■ 確定申告において、AutoTrader利用料が経費になるかどうか

会員のK様より税務署に相談した際のレポートを頂きまして
要約すると、

 1.認められるかわからなくとも、確定申告時はとりあえず経費として申請するのがオススメ
 2.認められれば何も言われないし、認められない時も税務調査の時に
   経費としての正当性を主張し、担当の税務職員を納得させる事ができれば
   改めて経費として認められるので、理論武装大事。
 3.確定申告時に領収書の添付などは必要ないが、税務調査が入った場合には必要なので
   AutoTraderの引落しが記載されているクレジットカードの明細は保管しておく。

という感じです。

元々、AutoTraderは単なる相場状況のシグナル配信ではなく
完全なる自動売買ツールとして、売買という行為そのものを代行しているので
『売買に必須なツール』ではあります。AutoTraderで売買のすべては完結します。

それこそ、AutoTraderのために使ったことのない業者の口座を開いた方なら
『私はそもそもこの口座での売買方法すら知らない。操作も分からないし自分で一度も売買をした事が無い』
という場合もあると思います。

そういった状況もある訳なので、通常は経費として認められないケースの多い投資情報やツールなどと違い
売買のすべてを管理しているという点で、『AutoTraderは自分のFX売買に必須なツール』というのは
筋の通った主張ではあるとも思います。

特に今後、人力ではやってられないような資産ベースストップロスの細かな調整を毎朝するようになったら

 『こんな作業はとてもじゃないが人力では不可能』
 『そんな不可能な事も、全部このツールは自動で行ってくれている』
 『普段の売買も、ポジションはすべてこのツールが管理している』
 『このツールなしには、私はFXで利益をあげることはできないのだから、このツールは必須』

という論法も、然るべき主張かも知れません。

という訳で、既存の有料ツールや投資情報などより
一歩進んで売買からリスクマネジメントまで全てを全自動で管理しているAutoTraderは
経費として認められやすいツールかも知れませんので
経費への算入を試みて良いかも知れません。

ただ、最終的には担当の税務職員の裁量に拠りますので、ある程度運もあったりすると思います。
そこはまぁ、ご自身でご対処頂くという事でお願いいたします。

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そんな訳で、近況その他についてでした!

それにしても最近再び寝る時間など確保できなくなっており
たまに日本語が怪しかったりしております、何卒ご容赦ください。
開発ももう少し進めれば少しは休めると思うので、もう一息頑張ります。
いろいろ未実装の機能が残されておりますが、もうしばらくお待ち下さい!


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posted at 2010年02月16日 22:18