2006年09月19日

強制再起動・強制サスペンド/休止状態にする単体アプリ

タイトルのままのいたってシンプルなアプリです。
普通の再起動より、かなり確実に再起動します。
あと、サスペンド/休止状態にするプログラムも付けときました。

これは、例えば―

・自動トレードソフトを使ってるが、毎朝7時に確実にwindowsを再起動し、毎日安全にトレードさせたい
・土日は休止状態にして、電気代がかからないようにしたいけど、でも月曜になったらまた自動的に起動するようにしたい(まるっきり放りっぱなしにしておきたいけど土日はマシンを休ませたい)

などの用途を考えてます。
同様のことができるアプリはいくつかありますが、トレードという事を踏まえ
もうとにかく何が何でも再起動しようとするのが、特徴じゃないかと思われます。
あと単体機能のみ切り出してexeにしてある分、確実さもわずかにUpするだろうかなという魂胆です。

[Download]
reboot_suspend.zip ※ windows XP SP1 で動作確認
※いつものお約束:このプログラムを使用して被ったいかなる損害も補償しかねますので自己責任で使って下さい

上のzipファイルをダウンロードして解凍すると、2つのプログラムが単体で入ってます。
別々に使ってください。
要らなくなったら、そのままゴミ箱へポイでOKです。
以下それぞれのプログラムの説明です。

□ ReBoot.exe :
・一応、初期設定だと60秒間キャンセルするかどうか待つウィンドウが出ます
・待ち時間の間にキャンセルボタンが押されなければ、再起動します
・プログラムの起動時に、引数で待ち時間を指定できます。
・「…引数って何?」という方は、下のほうで説明するのでそちらを参照

□ Sleep.exe
・休止状態かサスペンドかを、引数で指定できます
・実行する時に、他のアプリに対して「強制的に実行する」か「アクセス権を要求する」かも引数で指定できます
・こっちは60秒待ったりせず、即実行します
・ちなみに、引数を指定しないと、何もしません(起動しません)

□ 引数の与え方 (初心者さんのために)
引数(ひきすう)というのはパソコン初心者さんには馴染みのない言葉かも知れませんが、
大雑把に書くと、『プログラムの起動時に「最初から○○で動作してね」と動作を指定するための言葉』みたいなものだと思っておけばOKです。
…正確にはちょっと違うけど、慣れないうちはこのイメージでOKです。

では早速、実際のやり方を。
引数は、ショートカット作って与えるのが一番簡単だと思うので、それで説明します。
ちなみにここではReBoot.exeで説明します

1.まず、ファイルを右クリックして、「ショートカットの作成」でショートカットを作ります。

2006-09-19.gif


2.新しく出来た「ReBoot.exe へのショートカット」をまた右クリックし「プロパティ」を選択します

2006-09-19_00.gif


3.プロパティの画面には「リンク先(T)」という欄に、C:\~~~と書いてあると思います。これが元のプログラムのある場所です
  このようにショートカットというのは、元のプログラムの場所だけを覚えておいて、起動するわけです


4.では実際に引数を指定してみます。といっても画面上の「リンク先(T)」という欄の文字列の一番最後に少し文字を書き足すだけです。…というわけで、まずマウスとカーソルを使ってこの欄の一番右側のところから文字を入力できる状態にします。

2006-09-19_01.gif


5.図の例では「...\ReBoot.exe"」で終わってますが、このあとに半角スペースを入れてから「300」と入れてみて下さい。そこだけ抜き取ると↓こんな感じです(ダブルクオーテーション( " )の右側に半角スペースと300を入力。)
2006-09-19_02.gif


6.「適用」ボタンを押してから「OK」ボタンを押してください。

以上で終了です。…簡単です。
これで、今回作ったショートカット「ReBoot.exeへのショートカット」から起動すると
待ち時間が300秒になって立ち上がると思います。
ちなみに、ショートカットからではなく、元の「ReBoot.exe」をそのまま直接起動すると
待ち時間は60秒からカウントダウンされます。その違いを確認してみて下さい。
こうやって動作モードを引数によって変えられます。
だから引数で0を指定すれば、即再起動したりもできます。(即再起動の場合、ホントにすぐ再起動するので作業中の時は注意してください)

引数指定のポイントは半角スペースです。半角スペースで区切ってやると、プログラムは引数として認識します。
ちなみに、Sleep.exe では引数を2つ指定する必要があって
こっちのプログラムは0か1でしか指定できないんですが、動作モードの違いは

1つめの引数 : 0 or 1 を指定。 0で休止状態、1でサスペンド
2つめの引数 : 0 or 1 を指定。 0で強制実行、1でアクセス権待ち

こんな感じです。
だから、強制的に休止状態にしたい場合は、先ほどと同様の手順でSleep.exeのショートカットを作ったあと、手順5で

...\Sleep.exe" 0 0

としてやればOKということです。
ちなみに、サスペンド状態に強制的にしたい場合は

...\Sleep.exe" 1 0

であり、もし強制じゃなく、アクセス権を要求してからサスペンドにしたければ

...\Sleep.exe" 1 1

ということです。

ちなみに、タスクスケジューラー(windows標準の、スケジュールに沿ってプログラムを起動したり停止できる機能)からも引数は指定できます。というか、プログラムを起動するものなら大抵イケます。
ポイントは、プログラム名のあと、半角スペースをあけることです。そうすれば大抵引数を与えられます。
一応具体的に書くと

番外編.AutoForexiteをタスクスケジューラで自動実行したい時は、AutoForexiteをタスクスケジューラに登録したあと、「実行するファイル名」の欄の 『......\AutoForexite.exe"』 となってる部分を 『......\AutoForexite.exe" auto』 のように、半角スペース+autoという文字列を追加すればOK

という訳で、再起動と休止/サスペンドの単体プログラムと、引数の与え方でした。


« 9/11 - 9/15 の成績 | メイン | 9/18 - 9/22 の成績 »

posted at 2006年09月19日 06:21

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kasege.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/84

コメント

投稿者 ソンギリ : 2006年09月21日 21:24

はじめまして。シストレで検察したら、こちらに着ました。質問してもよろしでしようか。?OANDAというソフトはどちらで販売してるのでしょうか?。完全なシステム連動の仕掛けから仕切りまでの自動売買はできるのでしょうか・?。エクセルでは無理ですかね・・・?。。それと思いましたけど、あれだけ裁量トレードによる売買がすごいのに、
どうしてシストレなんでしょうか・?不躾ですいません。
よろしくご返答下さい。

投稿者 otk : 2006年09月22日 01:15

はじめまして
書き込みどうもです

> OANDAというソフトはどちらで販売してるのでしょうか?

OANDAは取引業者でして、ソフトではないです
FXCMや外為どっとコムのような、FXの業者です
書き方が紛らわしくてすみません。。

ちなみにOANDAは、いわゆるTradeStationのような
「トレードシステムの製作環境」や、「作ったトレードシステムで実際に売買させるような環境」はありません。
あくまで、普通にトレードをするだけになります。
(※OANDAにはAPIという、プログラマ向けの仕様みたいなものはありますが、口座にかなりの資産を入れてないと月600ドルかかりますし、
自分でプログラム書かないと使えません)

ただ、自分の場合は、安定性とスプレッドなどのコストの面や企業体質に好感が持てる、などの理由で
どうしてもOANDAでトレードさせたかったので、
マウスやキーボードを操作するという、かなり力押しな方法で自動トレードを実現しています。
…あんまり普通はやらないとは思います。殆ど、最終手段ですね。
あまりスマートとは言いがたいやり方です。
でもこれなら、自動トレード対応してないどんな業者へでも、すぐ移行できるというメリットはあります。

エクセルについては、ちょっと分かりかねます(エクセルあんまり使ったこと無いのです。すみません)

ちなみに、OANDAについては、「まったりとオアンダ」さんのブログ
http://blog.livedoor.jp/bobski/
が、よくまとまってますので、興味があればそちらで。

> あれだけ裁量トレードによる売買がすごいのに、
> どうしてシストレなんでしょうか・?

実はそこにはいろいろな理由があるので、ちょっと長くなりますが、
まず、あの成績を維持するには、自分の場合かなりの時間を…それこそトレード廃人になるつもりでマーケットに臨まないと
あの成績を維持できない、という問題や
あと、あのトレード履歴の資産推移をよく見てみるとわかるんですが
初めて100万円突破したあと、一気に負けまくって一瞬で2分の1以下になってたり
その後も、最高額を更新しては、すぐトンデモなく負ける、というのを繰り返してまして、
やっぱり、金額が大きくなってくると裁量トレードはプレッシャーが尋常ではないな、と痛感した事も理由です。

それでも何とか上下動を繰り返しつつ増やしてましたが
やっぱり、自分にとっての「大金」を自覚すると、すぐトレードの調子を乱してしまって、
金額が大きくなるにつれ、その不安定さが増してきまして
『これは、それこそ1000万超えとかになってきたら、まともな精神状態でトレードするのは厳しいかもしれない』
と感じたから、というのがかなり大きな理由です。
どうも、自分はメンタル面にそういう弱点があったようで。。

あと、あの頃は完全にトレード中毒状態で、『このままじゃ他のことができない』と考えていたというのもあります。
で、そう感じていた時に、レフコ破綻の一件があり、それで少しFXから気持ちが離れつつ
丁度、自分の本業の方が忙しくなってきた事もあって、「再開するならシステムトレードでいこう!」
という結論に至ったと言う感じです。

今はシステムも組み終わって、自分の時間もしっかり持ててるので、システムトレードへの移行には満足してます
…それに今はあんまり目に見えたリターンを得てませんが、
今走らせてるトレードシステムは、自分より優秀なシステムだ、と自分では思ってます。
うちのシステムはフルレバを前提にしてるだけあって勝ち方が極端なので、
勝てない間は増えたり減ったりを繰り返しますが
勝時さえ来ればあの頃に劣らないパフォーマンスが得られると思うので
見た目が地味な結果でも、当分はこのまま行くつもりです。

まぁもし、5年経ってもさっぱりだったら、、、また生活の全てを投げ打って
『メンタル面の弱点なんか克服してやる!』とか言って自分でトレードしだすかも知れませんが 苦笑

投稿者 maro : 2007年10月20日 05:07

日足ベースでぼちぼちの結果のシステムがあるんですけど、自動売買のプログラムに関してはチンプンカンプンです。

もし、作成に協力していただけるなら、そのシステムを差し上げることを考えておりますので、協力していただくことはできないでしょうか?

ご連絡をお待ちしております。

投稿者 otk : 2007年10月21日 16:07

現在、自分のシステム管理で手一杯でのため
ちょっと手が回りそうにないので、遠慮したいと思います。
すみません。