2006年06月01日
裁量はやっぱり怖い : +1.3万円
【資産】:8.3万円 (739ドル)
前日比:+1.3万円
増減率:+18%
システムはエントリーなし。
裁量トレードは数が多いですが、大体以下のような感じです。
あと、少しお知らせも。
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【月曜】
1.86383 Sell
1.86340 Close +4.3
【火曜】
1.87382 Sell
1.87379 Close +0.3
1.29008 Sell
1.28991 Close +1.7
1.29000 Sell
1.28940 Close +6.0
【水曜】
1.88200 Sell
1.88015 Close +18.5
1.28469 Buy
1.28501 Close +3.2
1.87221 Buy
1.87386 Close +17.5
1.28311 Buy
1.28420 Close +10.9
1.87088 Buy
1.87095 Close +0.7
【木曜】※現時点
1.86556 Sell
1.86579 Close -2.3
(※oandaなので、他の業者より一桁多いです)
裁量は9勝1敗、+60.8p です。
逃げまくってます。
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で、一つ書き忘れてましたが、裁量トレードの場合はなるべくリアルタイムでのブログ更新は避けようと思います。
理由は、やはり裁量中のトークはポジション保有中でなくともポジショントークになってしまうからであり、
一度ここで何かを書くと、その書いた内容にその後のトレードが縛られてしまうからです。
それは、たとえそれが『これからドルが売られると思う』みたいな直接的な予想でなくとも…です。
手法一つとっても、一度書いてしまうとしばらくそれに縛られてしまう。
具体的には、例えば今ここで『今のところ、逆張りしつつ逃げてます』と報告したとする。
すると、単なる過去の報告のはずなのに、なんとなく自己暗示のような呪縛が自分に掛かって、順張りが心理的にしづらくなる。
これは、一度した発言に責任を持つ…というのにもちょっと似てますが
やはり、言ってる事とやってる事をコロコロ変えるのには心理的な抵抗が生じる。
それは、本当にわずかな抵抗かも知れないです。
でもそこを侮って勝てるほど、マーケットが甘いとは思ってません。
つまり、マーケットには本来その場その場に応じて臨機応変に対応しなければならないのに、自分の発言がその柔軟性を阻害する要因になる。
ほんのちょっとの差かも知れないけど、
そういうわずかな差が、ギリギリの判断のときにじわじわ効いて来ます。
…それになんというか、常に極限に集中し苦しい状況を精神力で乗り越えつつ勝つのは疲れるものです。
だから、ギリギリの勝ちを得た次のトレードは、疲れてしまって「さっきのを思い起こして、同じように」と経験に頼って少し楽をしようとしてしまう。
でも大抵の場合「同じように」と思ってるだけでは同じトレードは出来なかったりするわけです。
こういうのは、スポーツでもなんでも一緒なので経験ある方も多いと思います。
やはり、単に「さっきと同じように」と過去をなぞるのと、「なんとか勝つぞ!」と集中してる状態では、リアルタイムでの集中力がぜんぜん違います。
それに、そもそも同じようなトレードをした所で勝てるほどマーケットは甘くはないと思ってるので、とにかく毎回「その場その場」に対して真剣にトレードする必要があると思ってます。
ある種、一期一会です。
だから、手法を限定するような発言はトレード中は避ける事にしています。
あともう一つ。
勝ちトレードを報告すると、人間、「欲」が出てくるのでイケナイ。欲は冷静な判断を眩ませる。
ブログで資産報告をすることで「あぁ資産が大きくなったんだ」と気持ちに一区切りついてしまうのも油断を生む。どうしても、「資産が増えたのだから、ちょっとくらい損しても大丈夫だろう」みたいな気分になってしまう。レバレッジによる相対的なポジションサイズでトレードしているのだから、資産が増えたって危険度はさっきと全く変わらないというのに、資産が増えると少し余裕が出来たような錯覚がしてしまう。そして、そういった感覚は「ちょっと損しても大丈夫→もうちょっとゆとりを持って大きく狙えるだろう」に繋がり、損切りを遅らせる。
これは、あくまで自分の話ですが、これ一つ気付くのにも随分掛かりました。7→260のトレードの中にはいくつか酷いトレードがあり資産大幅減をやらかしてますが、それはこの辺りのことを軽視していたからだと思います。
ちなみに、なぜ今日このタイミングでトレード報告したかというと「連勝が止まったから」です。
連勝をはっきり口に出しても自分のトレードモデルが崩れない猛者も居ますが、自分はそんなに強くないので、口外は避けます。当たり前なんですが、例えば10連勝20連勝したとすると、心理的に余分な負荷が掛かってくる。プレッシャーというやつです。
ましてやそれが自己新記録だったりしたら、折角20連勝まで行ったら21連勝へと記録を伸ばしたいと思ってしまいます。ブログで公表してるのならなおさら自己顕示欲として当然そう思ってしまい、いいところを見せようと欲が強まってしまう。
そうなると損切りが遅れる。負けを認めるのが遅くなる。勝ちを急ぐ。などなど、よくない傾向が増してしまう。
自分は、精神的に弱い人間なので、そういった芽は事前に一つ一つ確実に潰しておかないとトレードモデルが崩れる可能性があるわけです。というか、逆に言えば勝つ可能性が確実に+1%でも高まるのなら実践しないと勿体無い。「やれば確実に確立が高まる」なんてこと、相場においてそうそうないのだから、やらないと損です。
だから、裁量中はあまりブログ更新しない事になると思います。
ホントは、ポジション持った瞬間にブログで報告したい気持ちもあるんですが、自分は昔から変なところで責任感を発揮するタイプなので、自分のポジションを参考にしてもし負けた人が居たりしたら、次こそは損を取り返さなくちゃ申し訳ないと焦るだろうし、勝っても連勝を意識しだしてプレッシャーになるだろうしで、自分はそういうのちょっと無理そうです。
月曜みたいにトレードを振り返ることならまたやるかも知れないので、そういった他の要素で更新して行こうと思います。
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posted at 2006年06月01日 19:33
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コメント
投稿者 otk : 2006年06月03日 19:20
そうですね、のんびりやって行きます
> 先日のスクリプト
これは、VTというチャート・アプリのスクリプトで
FXA証券、Western-FX、CMSなどの業者のトレード用アプリです。
なので、件のスクリプトはこれらの業者に口座を開いている人への参考用…という事になります
ただ一応、VTを採用してる業者はデモ口座を無料で何回でも取れたはずなので
FXA証券のサイト
http://www.fxasec.com/html/
を一通り読んだあとで、そこのページのデモ取引申し込み
http://www.fxasec.com/html/opendemo.shtml
から申し込めば、VT自体は無料で使えます
そうすれば、件のスクリプトも使用できます
(FXA証券ではVTのことを「Chart Trader」と呼んでますが、同じ物です)
ただ一つ難点としては、以前、自分がデモ口座を使用していた時は
サーバーがリアル口座のサーバーよりちょっと弱く
デモ口座は接続がわりとよく切断されていました
(まぁリアル口座もよく切断されるんですが…)
その辺りデモ口座の現在の状況というのは、改善したのかどうか分かりませんが、
でも、そこは無料のデモ口座なのでしょうがないと
どちらにしろ割り切るしかないですね
チャート自体は、かなり高機能です
ひょっとしたらまたその辺りも記事にします
投稿者 tu : 2008年10月14日 23:23
こんにちは。
tuです。
otkさんの考え方はとても素晴らしいと思います。
今後とも、お体に気をつけて頑張ってください。
投稿者 ニャンコ : 2006年06月02日 21:27
ブログによってリスクに対する構えが甘くなったら元も子も無いですよね。
私が書くのもおかしいのですが、気楽にやって下さい~☆
それと、お暇なときで結構なのですが教えて下さい。
先日のスクリプトをダウンロードして解凍して、そこまでは出来たのですが、VTSCRファイルを何のアプリケーションで開いたらいいのか解かりません。
win98とwin2000の二つのPCで開いてみようとしたのですが、右クリックして開くと文字化けしてしまいます。
アプリケーションから開くにしてやってみたのですがどうも上手くいきません。
開く方法が違うのでしょうか?
何のアプリケーションから開くのでしょうか?
よろしくお願いします。